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北総病院の絵画
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作者:「Kojima」さん

# by n0n1n | 2015-11-26 23:20 | | Trackback | Comments(3)
水苑(すいゑん)
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高野公彦歌集(コスモス叢書)「水苑 」砂子屋書房


ねむる鳥その胃の中に溶けてゆく羽蟻もあらむ雷ひかる夜

萩咲いてこの世の空気ひえびえと澄みをり二つ胸乳のあはひ

女人ありてこの世が少しあたたかし つーい、つーいと空ゆく蜻蛉(あきつ)

歯で嚙んで手袋ぬぎし美少女を授業終わりてのち思ひ出づ

湯に割ってスコッチ飲めばわが眼鏡くもる寂しさや 飲む友あらな

風呂の水落せるあひだ部屋に戻りイエスを読めり死の前後あたり

高野(あいつ)にはちょっと優しくしてあげて飲ませてごらんあつぱらぱあとなる

花鋏ひとつ置かれし庭の椅子しづかに息をしてゐる木椅子

何か言ひて電話切れたりにんげんは迷ふのが良し迷ふのがこの世

一つ家に姪の少女とヌマエビと我と棲みつつおのおのの息

金ありて詩人で妄想癖ありて宮沢賢治は書き魔・推敲魔

小面をつけたる人の二重顎(ふたえあご)の如く愛(かな)しくきじばと歩む

誤解もて歌褒められて砂少し入りたる靴で歩む心地す

花冷えの夜(よる)にのんのんずいずいと飲みてあやしき混沌に入る

皿のうへに在りて光のまだ入らぬ梨の内部のましろき宇宙

水苑のあやめの群れは真しづかに我を癒して我を拒めり

雨ふればとほく偲べり雨保つ魚付林(うをつきりん)のみどりのしじま



平成7年から平成10年までの550首
「天泣」に続く第9歌集(2000年12月初版・2001年3版)

「水苑 」高野公彦歌集(コスモス叢書) 
2011年11月amazonで送ってもらったのですが水に濡れたのか紙が波打ってきました(;_;)これしか在庫がないそうで生姜内科で定価(税込み)3千150円で購入しました。今だったら図書館にあるかも(>。<;
そういえば「水行」も紙が波打ってます!「水」がつく歌集だからか水がついたのかなあ(?_?)

# by n0n1n | 2015-11-22 17:15 | 歌集 | Trackback | Comments(0)
季語刻々(毎日新聞)
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四谷にて鯛焼を買ふ出来ごころ(野村 登四郎)



四谷といえば「わかば」でしょうか(^^♪
懐かしいです

麹町で働いていた時
JR四谷駅から乗っていたので
本当に時々というか滅多に寄れなかったのですが^^;懐かしいです。
「出来ごころ」
悪のにおいが充分漂っています(笑)




先日の佐倉市短歌大会にて
「にて」の使い方について選者先生から
御注意がありましたのを思い出しました。
「にて」は説明になるので使わないようにということでした。


「にて」

坪内稔典さんは
何も書いておられないので
そんなに問題視することでは無いのではと思います。

「にて」
この俳句の場合は
「出来ごころ」の説明だから
良いのかなあと思ったりもします。

「にて」は初句を5音にするためにでは、と思ったりもします。




そういえば
インターネットの歌会で
以前「所詮」という言葉を使った時に

「所詮」なんて悲しいこというなよ~だったかな?
「所詮」なんてさびしいこというなよ~だったか
そんなことを名前を忘れましたが
未来賞を受賞された男性に延々と言われたことがあります。
悲しかったです絶対に未来なんか行かないと落ち込みました。
でも、その後「所詮」を使った有名な歌人様の短歌をみかけました。


「にて」も「所詮」も
有名な方が使われたら
誰も
何も
言わないのが
この世界のようです。




私みたいなアカンたれが使うと
どうもお叱りの対象になるようです。

やっぱりむいてないのかなあ?




「さくらだい」は桜鯛かもうつくしき名を通過せり西武線にて
高野公彦さん「水行」p25



ちゃんと教えてくれる人に巡り逢いたい

# by n0n1n | 2015-11-17 15:48 | 歌会 | Trackback | Comments(0)
天泣(てんきふ)
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高野公彦歌集「天泣」 短歌研究社


ファックスの送信つづく部屋の外(と)に夕雲の端紅(あけ)をふふむ見ゆ

うるしの葉まつかに紅葉(もみ)づその下に立ちゐて思ふ大日(だいにち)の種子(しゅじ)

とんばうのおおきな顔の写真あり沈黙二億年のドラゴン(英語でドラゴンフライのいふ)

花舗(くわほ)の百合ひかり冷たし穏(おだ)しくてやがてさびしくあらむノーキッズ

天泣のひかる昼すぎ公園にベビーカーひとつありて人ゐず

萍(うきくさ)の葉のめぐりなる水の面(おも)絹のうねりす雨ふるまえを

夜の草に月より届く息ありてかすかに鳴きてをり鉦叩
(近いのですが^^;)



平成6年11月から12月に
第6歌集「地中銀河」
第7歌集「般若心経歌篇」
をご刊行され
その後の「天泣」だそうです
平成5年1月から平成6年12月までの作品329首


(図書館でお借りしました)


# by n0n1n | 2015-11-11 13:25 | 歌集 | Trackback | Comments(0)
水行(すいかう)
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高野公彦歌集「水行 」 雁書館

受粉(じゅふん)して白ふぢの花瞑目す遠くしづかなる漂島のこゑ

このゆふべ雨捨てに来し黒雲が東京上空に厚く押し合ふ

夜の暗渠(あんきょ)みづおと涼しむらさきのあやめの記憶ある水の行く

バリウムを排泄すべく苦闘せり曲がりくねつた暗き管(くだ)われは

武蔵野をゆく川の水ゆうぞらにその水脈(みを)ありてこの世哀しけ

胡桃木(くるみのき)のほとりに立ちて川を見るあひる、あひるを置きて水行く

うさぎの耳、ポケットの耳、パンの耳 さびしき時は耳を思へり

見おろしの瀬戸の青梅この海を水行せしや遠き魏(ぎ)の人

歌詠むに賢者愚者なしその歌の優劣みれば愚者の歌よし

ほうほうと湧きさゐさゐと雨をふらしいま月の辺(べ)にいこふ白雲

ペンギンの歩くを見つつ笑ひをりにんげんといふ成りあがりもの

星あまた光れる夜を暗黒の水底の眸(まみ)、葛原妙子

貴妃に似む三十一文字(みそひとみじ)を快楽の器と言ひし黒木三千代は

飲みつつ酔はぬ伊藤一彦 九州の潮の香帯びてその声凛々(りり)たり

能面の近江をんなに少し似る河野裕子よ火酒(くわしゆ)を生(き)で飲む

能面のいづれともなし京をんな河野裕子は酔ひてほのか艶(えん)

湾岸地帯(ベイエリア)マンション林立し布団干せり貧しくあらず裕かにあらず

生きることはいまを継ぐこと海港の埠頭に一つ影曳きて立つ

にんげんの水行の跡すべて消し海はしづけきひかりの平(たいら)

ふだらくを目ざせしひとは死ののちもたのしみにけむとはの水行

冷蔵庫の内らに並ぶ生ま卵とほき木星と照り合ひにけり


昭和62年から平成2年まで、4年間の作品713首
年齢は40歳台後半の作品


(図書館の書庫の方にありました)


# by n0n1n | 2015-11-11 13:13 | 歌集 | Trackback | Comments(0)
北総病院の絵画
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作者名は・・・
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作者は、Kimioさんのようです


# by n0n1n | 2015-10-24 23:31 | Trackback | Comments(0)
歌集 「経脈」 (ながらみ書房)
星雲短歌会の大塚健さんの5冊目の御歌集「経脈」が届きました



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どうも、ありがとうございます



もう1年以上前に星雲短歌会を止めたのですが
少しずつですが短歌を作っています
やっぱり好きだから・・・




勉強させて頂きますm(_ _)m
# by n0n1n | 2015-07-05 20:30 | 歌集 | Trackback | Comments(0)
宮英子さん死去


<訃報>宮英子さん98歳=歌人 「コスモス」発行人
                毎日新聞 6月29日(月)18時36分配信



 宮英子さん98歳(みや・ひでこ=歌人)26日、胆のうがんのため死去。葬儀は近親者で営んだ。喪主は長男布由樹(ふゆき)さん。「偲(しの)ぶ会」は7月19日午後1時、東京都千代田区九段北4の2の25のアルカディア市ケ谷。

 富山県生まれ。北原白秋の歌誌「多磨」に入会し、1944年に宮柊二と結婚。柊二の「コスモス」創刊に参加し、柊二没後の80年代後半から同誌発行人を務めた。歌集に「西域更紗(さらさ)」(詩歌文学館賞)、「青銀色(あをみづがね)」(現代短歌大賞)など。美術評論家の故滝口修造はいとこ。



Yahooニュースより転載させていただきました。
# by n0n1n | 2015-06-29 23:00
只今ココは題詠blog2015(短歌等)のページになっています
今年は、題詠短歌を100首作るという企画に参加しました。
100首作るのは久しぶりでなんだか調子が出ないのです(;_;)
ハイそうですかというような
散文のような作文のような
こんなん歌じゃないような
変な短歌しかできないのです
あああ・・・下手くそなんです
だから恥ずかしいし厚かましいと思ったのですが(///ω///)

治郎右衛門さん、ありがとうございます。
ちょっと迷いましたが
ご要望にお応えして
イイネボタンを
つけさせて
頂きました。
面白い!とか
つまらん!とか
しょうもなぁ~とか
なんでもいいのですが^^;
お心にふれるような短歌がありましたらピコッと
「イイネ」などのボタンを押して戴けると嬉しいです。
ほな、そういうことで、よろしゅう、おたの申しますm(_ _)m


# by n0n1n | 2015-02-24 15:00 | Trackback | Comments(4)
完走報告(のんちゃん)再投稿!堪忍
受けを狙って創作しましたが、
根が真面目なもので、、
全くつかめませんでした。。。( ̄ヘ ̄;)



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伊豆名物「猪最中」です。お疲れの時には甘いものでもお一つどうぞ!


ありがとうございました。



伊豆 小戸橋製菓
# by n0n1n | 2015-02-24 13:50 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(2)
100:願(のんちゃん)
願わくば誰も読むなよ我が短歌ナンテカキタイガミンナヨンデネ~♪  
# by n0n1n | 2015-02-24 13:46 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(4)
099:聴(のんちゃん)
春の陽に真面目な講習聴きながらレジメの余白に夢見る短歌
# by n0n1n | 2015-02-24 13:44 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
098:独(のんちゃん)
世間では独居老人に手厚いが本当は危険な独居若者
# by n0n1n | 2015-02-24 13:43 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
097:騙(のんちゃん)
ネコジャラシのエノコログサで瞑る猫 手を叩いても猫騙せない
# by n0n1n | 2015-02-24 13:42 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
096:賢(のんちゃん)
賢さとは「要領良さ」らしい駄目なのか貝は土より堅いと解かっても
# by n0n1n | 2015-02-24 13:41 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
095:申(のんちゃん)
申す申す亀よ亀さんよ良く見れば亀は甲らで題のは申だ
# by n0n1n | 2015-02-24 13:40 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
094:腹(のんちゃん)
子を産まぬ腹に出来たる妊娠線何度も見せて必ず搔きぬ
# by n0n1n | 2015-02-24 13:39 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
093:わざわざ(のんちゃん)   
布と紙2本のモップの両刀使いすごわざわざと見せ付けるヘルパー
# by n0n1n | 2015-02-24 13:38 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
092:徴(のんちゃん)
徴収とは・・・強制的に取り立てることだとあるが恐ろしい響き
# by n0n1n | 2015-02-24 13:36 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
091:略(のんちゃん)
最近はなんでも略して楽をする略式略服りゃく・・・以下省略
# by n0n1n | 2015-02-24 13:34 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
090:山(のんちゃん)
2月23日は富士山の日だどこかできっとだれかがとってる
# by n0n1n | 2015-02-24 02:33 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
089:マーク(のんちゃん)
年をとれば愛称も変るヤン坊マー坊はヤン君マークンというべきだった
# by n0n1n | 2015-02-24 02:30 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
087:当(のんちゃん)
宝くじの列の中に「当るとでも思ってるの」と嗤いし人見ゆ
# by n0n1n | 2015-02-24 02:29 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
088:炭(のんちゃん)
竹炭が500円にて其のくずれが同量100円さてどちら買う
# by n0n1n | 2015-02-24 02:29 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
086:珠(のんちゃん)
花珠を見にゆく人等についてゆくチャイナタウンの市場の中へ
# by n0n1n | 2015-02-24 02:28 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
085:化石(のんちゃん)
ガスストーブにして暮らしが小変化石油ストーブの油が劣化
# by n0n1n | 2015-02-24 02:27 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
084:錦(のんちゃん)
北海道の真綿の布団をベランダに干そうと持って腰が稲妻 
# by n0n1n | 2015-02-24 02:26 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
083:憎(のんちゃん)
憎しみの果てにありなむ一つ穴こころに持てばそのぶん軽し
# by n0n1n | 2015-02-24 02:25 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
082:佳(のんちゃん)
「愛燦燦」○○家の場合は「愛散散」小椋佳の佳は妻の名らしい
# by n0n1n | 2015-02-24 02:24 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)
081:付(のんちゃん)
時間内に仕事が終わらずイライラし付録のような笑顔に癒さる
# by n0n1n | 2015-02-24 02:21 | ◆短歌◆ | Trackback | Comments(0)